ごきげんよう、ジェンダレス男子のバビです。
「肌は焼きたくない。でも日焼け止めを塗ると肌が荒れるから嫌!」
って思いませんか?
紫外線ダメージが加齢の原因て言うのに、紫外線を防ぐ日焼け止めで肌が荒れちゃったら八方塞がりじゃないですか。
なので、最近は肌への刺激の強い「紫外線吸収剤」を使用しない「紫外線吸収剤フリー」や「ノンケミカル」の日焼け止めが注目されはじめています。
そこで今回は、肌への刺激が少なくて、しっかりUVカットもしてくれる、おすすめの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めをランキング形式でご紹介。
美白&美肌づくりのために、是非チェックしてみてください。
紫外線吸収剤は化学変化で肌にダメージを与える
日焼け止めは、その中に含まれる「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」でUVをカットしています。
「紫外線吸収剤」は、肌の代わりに紫外線を吸収することで肌を守る化学合成された素材です。
一方、「紫外線散乱剤」は、皮膚の上で紫外線を反射することで肌を守る天然成分由来の素材です。
引用元:https://www.ci-labo.com/onayami/bodycare/hiyake/article/00000041/
- 紫外線吸収剤→化学合成
- 紫外線散乱剤→天然成分
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収するときに科学反応を起こし、肌に感じないくらいの熱を発します。
このときに発する熱や化学反応、化学反応で変化した物質が肌への刺激になってしまうことがあります。
紫外線吸収剤 | 紫外線散乱剤 | |
塗りやすさ | 〇 さらさらで塗りやすい |
△ のびにくい |
汗への強さ | 〇 強い |
△ 弱い |
白浮き | 〇 白浮きしづらい |
△ 白浮きしやすい |
持ち | △ 化学反応で効果が弱くなる |
△ 汗で流れる |
肌への刺激 | △ 強め |
〇 弱め |
比べてみると、紫外線吸収剤を使用した日焼け止めのほうがメリットは多いのですが、肌への負担が大きいというデメリットがあります。
最近は、のびが良く白浮きしづらい紫外線散乱剤の日焼け止めも増えてきています。
紫外線から肌を守る力は、SPFとPAが同じならどちらを使っていても変わりはありません。
日常使いなら肌に優しい紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)のほうが良さそう。
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の日焼け止めおすすめランキング
1位:UVシールドEX/ノブ
●SPF50+・PA++++
「NOV(ノブ)」は、常盤薬品の低刺激性スキンケアブランド。
UVシールドEXは、無香料・低刺激性で、紫外線吸収剤不使用でありながら、高SPF・PAで紫外線もしっかりカットしてくれる人気商品です。
肌に優しく、白浮きせず、日中の乾燥も防いでくれます。
のびが良く、肌なじみもいいので化粧下地向き。
ウォータープルーフなので汗や水に強いのですが、クレンジングオイルなどを使わなくても石鹸で簡単に洗い流すことができるのも嬉しいですね。
敏感肌の人で昔からの愛用者が多く、信頼の厚い日焼け止めです。
2位:紫外線予報 ノンケミカル薬用美白UVクリーム/石澤研究所
●SPF50+・PA++++
「紫外線予報」は、「毛穴撫子お米のマスク」で有名な石澤研究所のUVケアシリーズです。
ノンケミカルでありながら、のびがよく使いやすいと評価の高い日焼け止めです。
しかも、ウォータープルーフ仕様なので、紫外線散乱剤の特徴である汗に流れやすいという弱点もカバー。
おまけにメラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐビタミンC誘導体を配合して、美白効果を狙います。
私も使っていますが、普通の日焼け止めと同じくらいよく伸びて塗りやすいです。
3位:d プログラム アレルバリア エッセンス/資生堂
●SPF40・PA+++
資生堂の「dプラグラム」は、いつもではなないけれど、季節や体調の変化で急に肌荒れが起こってしまう「ときどき敏感肌」の人のために開発された、低刺激性の基礎化粧品です。
肌荒れをくり返さないよう、肌を守りながら育み、肌そのものが持つ力を引き出します。
引用元:https://www.shiseido.co.jp/dp/about/
「アレルバリア」は、肌表面に均一な膜をはりめぐらし、紫外線から肌を守ります。
更には、花粉やPM2.5などの空気中の微粒子による肌のダメージからも守ってくれます。
「dプログラム」は、安全性を確認し、通常の化粧品以上に原料の精製度を高め、不純物を徹底して取り除いた厳選成分のみを使用。
使用した方の多くが、肌への刺激の少なさを実感している、まさに資生堂の「敏感肌研究40年の集大成」というにふさわしい商品です。
4位:サンガード50+ プロテクトUV /ファンケル
●SPF50+・PA++++
資生堂の「dプログラム アレルバリア」と同じく、紫外線だけでなく、花粉やPM2.5などのアレルギー物質による肌への刺激もブロックしてくれる日焼け止めです。
紫外線散乱剤を独自の技術で花びら状にすることで、肌の上でコロコロと転がり、きしみのないなめらかな使用感を実現。
つけ心地良く、肌への負担を与えません。
更に凄いのは、紫外線吸収剤不使用でありながら、水に落ちにくいウォータープルーフであること。
なので、屋外レジャーなどに最適です。
5位:エーデルワイス UVプロテクト/ヴェレダ
●SPF38・PA++
ご存知スイス発のオーガニックブランドのパイオニア「ヴェレダ」の日焼け止めは、日本限定シリーズで、天然由来成分100%。
植物オイルと植物エキスの保湿効果で1日中潤いが続きます。
天然由来成分だけでのSPF38・PA++は、普段使いには十分な高い数値。
紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤に比べると白浮きしやすい特徴があります。
紫外線散乱剤の粒子を細かくナノ化することで白浮きを抑えることができるのですが、このナノ粒子が肌に良くないという説があります。(まだ研究中で確定はしていません)
ヴェレダは製品の中にナノ粒子を含有していないことを測定済みという徹底ぶり。
メイク下地などには向きませんが、腕や足などに肌トラブルを起こしている敏感肌の人やお子さんの日焼け止めにおすすめです。
6位:ドゥーエ 日やけ止め(ノンケミカル)/資生堂
●SPF45・PA++++
低刺激性の日焼け止めで1番のおすすめは、資生堂ドゥーエ(2e)の日焼け止めです。
- できるだけ少ない配合成分
- 無香料・無着色
- パラベン無添加
- 鉱物油無添加
- アレルギーテスト
など、肌への安全性を最優先に考え、原料を厳選し健やかな肌を目指します。
使用テストをくり返し、10年変わらない処方という信頼性から、なんと、皮膚科や調剤薬局でも取り扱われているるんです。
これだけ低刺激でありながら、SPF45・PA++++というのは凄いです。
7位:ナチュラルUVプロテクションミルク/ニールズヤード レメディーズ
●SPF40・PA++++
Neal’s Yard Remedies(ニールズヤード レメディーズ)は、イギリスで初めて自然療法薬局をオープンした、オーガニックスキンケアのパイオニア的存在。
ナチュラルUVプロテクションミルクは、素肌の美しさを追求する日本人のために開発されました。
汗や水に強く、長時間肌にとどまるオイルベース処方で長時間の使用に耐えます。
3種の日本古来の植物エキスを配合して紫外線ダメージもケアします。
価格が高めなのが難点で、デイリーユースで使うには少し迷います。
ただ、長い目でみれば自分の肌をいたわるのにはベストな選択肢の一つだと思います。
8位:UVフェイス&ボディプロテクター/チャントアチャーム
●SPF43・PA++
「チャントアチャーム(chant a charm)」は、100%自然成分から生まれた、国産オーガニックスキンケアのブランドです。
- 無農薬ハーブ
- 北アルプスの温泉水
- 天然アミノ酸
の3つの成分を使用。
無農薬ハーブは、山梨県北杜市の自社農場で育てるというこだわりよう。
ここまでオーガニックにこだわりながらもSPF43・PA++という驚異的な数値を実現。
敏感肌でオーガニックにこだわりたい人におすすめです。
9位:キュレル UVローション/花王
●SPF50+・PA+++
キュレル(Curel)は、乾燥性敏感肌の人が不足しがちな肌の必須成分「セラミド」をケアするために作られたスキンケアシリーズです。
SPF50+・PA+++ですが、赤ちゃんのデリケートな肌にも使うことができるくらい低刺激設計です。
紫外線の刺激などで乾燥しがちな肌のセラミドの働きを補い、肌のバリア機能を補って潤いを保ちます。
10位:アンドフリー センシティブUVクリーム/KISSME
●SPF50・PA++++
KISSMEは、「ヒロインメイク」などで有名な、江戸時代から続く「紅(べに)」の老舗伊勢半のブランド。
アンドフリー(&free)はKISSMEの敏感肌用UVケアのラインです。
1,200円程度という低価格ながら、無添加・低刺激性で、更にはウォータープルーフという高機能。
化粧下地としても利用できます。
更に、クリームタイプだけではなく、ジェルタイプもあります。
ジェルタイプはウォータープルーフではなく、SPF・PAはやや劣りますが、それでもSPF49・PA+++で、クリームに比べてのびがよく塗りやすいので、手や足などのボディに塗るのに向いています。
どちらも買って顔と体で使い分けるのもありですね。
どちらも買って顔と体で使い分けるのもありですね。
11位:サンスクリーン(R)フリーエンス/オルビス(ORBIS)
●SPF30・PA+++
オルビスのノンケミカル・サンスクリーンは、日焼け止めの3大ストレス
- きしみ感
- 肌への負担
- 乾燥感
をフリーに。
肌本来の感触を参考にした、なめらかで柔らかく弾力ある感触を保つ立体構造を持ち、日焼け止め特有のイヤなきしみや摩擦のない「素肌感覚」を実現。
ケミカルフリーで肌への負担も少ないのはもちろん、肌が持っている天然保湿因子「NMF類似成分」を配合。
内側にうるおいを抱え込むため、時間が経っても乾燥しません。
一見、重たそうなクリームに見えますが、白浮きせず、のびやすくべたつかないと評判です。
SPF・PAは低めですが、肌への負担が少なくのびもいいので、デイリー使いにおすすめです。
12位:ニベアサン プロテクトウォーターミルク マイルド/花王
●SPF50+・PA+++
こちらはドラッグストアなどでもよく見かけるNIVEAのノンケミカル日焼け止めです。
魅力は何と言っても価格の安さ。
他の商品は1,000円~3,000円くらいしますが、こちらはSPF50+・PA+++でありながら500円~700円くらいの価格で購入できます。
ウォータープルーフではないので、汗に弱く、塗り直しが必要ですが、この価格なら財布を気にせず塗り直せます。
1本30mlなので、購入時は何個かまとめ買いすることをおすすめします。
13位:日焼け止めローション/無印良品
●SPF30・ PA+++
無印良品からも紫外線吸収剤フリーの日焼け止めが出ています。
シンプルなデザインで、「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」などの目立つ表記がなく、SPF50+・ PA++++とほぼ同じデザインなので間違えて買わないように注意です。
SPF50+は紫外線吸収剤フリーではありません。
ネットでの評価は低め。
それもそのはずで、紫外線吸収剤フリーだとみなさん気付いてないので、「白浮きする」「のびない」などの低評価がついています。
価格は500円台なので、コスパを考えると十分なんじゃないかなと思います。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めまとめ
今回は紫外線吸収剤不使用の日焼け止め紹介しました。
取材していると、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの上から、SPF・PAが高めの日焼け止めを重ね塗りして肌の負担を減らしているという方もいて、その使い方は参考になるな、と思いました。
肌は焼きたくないですが、日焼け止めは直接肌に塗って使用するものなので、UVカット効果と肌への負担のバランスのいいものを選びましょう。
色々試して自分の肌に合うものを見つけてくださいね。